腰痛体操で楽になったのに、翌日また痛くなったあなたへ
「昨日の体操で腰がスッキリしたのに、今朝また痛くなった…」 そんな経験、ありませんか?
実はこれ、よくあることです。 そしてそのまま放っておくと、いつの間にかまた“いつもの腰痛”に逆戻り。
でもご安心ください。これにはきちんとした理由と、対処のコツがあります。

痛みがぶり返す3つの原因
1. 筋肉が慣れていない反応
普段あまり使わない筋肉を動かすと、筋肉は「びっくり」して硬くなったり、軽い炎症を起こすことがあります。
これは悪いことではなく、むしろ「回復している途中」とも言える自然な反応です。
よくある反応
- 体操中は気持ちよかったのに、夜から身体がだるい
- 朝起きたら腰が重く感じる
- 動くと筋肉が張っている
こんなときは、焦らずやさしく動かし続けることが大切です。
2. 姿勢や日常動作のクセ
体操で一度は腰が楽になっても、その後にまた負担のかかる姿勢を取っていませんか?
- ソファに浅く座り、背中を丸める
- 長時間パソコンの前で前かがみ
- 物を拾うときに膝を使わず腰だけで曲げる
こうした無意識のクセが腰に負担をかけ、また痛みを呼び戻してしまいます。
3. 頑張りすぎた
「早く良くなりたい」と思うあまり、体操をやりすぎていませんか?
- 痛いのに我慢してストレッチ
- 指定された以上の回数をやってしまう
- 無理に筋肉を伸ばしてしまう
腰痛体操は、頑張るものではなく“整えるもの”です。 無理せず、気持ちよく感じる範囲で続けましょう。
翌日の対処法

軽いストレッチでほぐす
完全に休んでしまうと、筋肉はまた硬くなります。 優しいストレッチで、血流を促してあげましょう。
おすすめ:腰ひねりストレッチ
- 仰向けに寝て、両膝を立てる
- 両膝をそろえて、ゆっくりと右に倒す
- 腰まわりの伸びを感じながら30秒キープ
- 元に戻して反対側も同様に
- 左右それぞれ2~3回
【ポイント】
- 痛みが強いときは無理しない
- 呼吸を止めない
- 毎日、少しずつ続けることが大切です
温める?冷やす?どちらが正解?
- 筋肉痛のような重だるさ → お風呂で温める
- ズキッとした鋭い痛み → 氷で冷やす(タオルに包んで10分ほど)
感覚に応じて、使い分けてみてください。
腰痛を繰り返さないために
腰痛は、ある日突然よくなるものではありません。 でも、正しい方法を少しずつ続けていけば、確実に変わっていきます。
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