岐阜県海津市介護予防リーダー養成コース・第5期がスタート！高齢者が活躍するメリット
岐阜県海津市では「頑張らない運動術」を学んだ介護予防リーダーがボランティアとして活躍しています。
9月2日より、第5期の新規リーダーの育成が始まりました。
私は7年間に渡り、介護予防リーダーの育成に携わらせて頂いています。
65歳以上の高齢者が地域で役割を持ち、活躍することで、いくつもの効果が期待できます。
具体的に挙げてみます。
1. 健康寿命の延伸と介護費用の削減
地域社会で65歳以上の高齢者が積極的に活動する場を作ることは、個人の健康だけでなく、地域全体に多大なメリットをもたらします。
高齢者が自発的に身体を動かす習慣を持つことで、健康寿命が延び、介護が必要となる時期を遅らせることが可能です。
適度な運動は、転倒防止や筋力の維持に寄与し、認知症の進行を遅らせる効果もあります。
これにより、医療費や介護サービスの負担が軽減され、市町村の財政面でもプラスの効果が生まれます。
2. 孤立感の解消と社会的つながりの強化
高齢者が地域活動に参加することは、孤独感を軽減し、心理的な健康にも良い影響を与えます。
地域での交流が活発になることで、住民同士の絆が深まり、災害時や緊急時に助け合う文化が根付くと考えられます。
また、世代間交流が促進されることで、地域全体の結束が強化されます。
3. 地域経済の活性化
高齢者が元気で活動的な地域では、地域のイベントやプロジェクトが活発になり、観光や商業活動にも好影響を与えます。
ボランティア活動や趣味を通じたイベントが増えることで、地元の店舗や飲食店が賑わい、経済の循環が生まれます。
4. 若者への良い手本となる
地域で高齢者が主体的に活動する姿は、若い世代にとっても良いロールモデルとなります。
高齢になっても地域社会に貢献できるという意識は、世代を超えた尊敬や学びを生み、若者が将来に希望を持つきっかけとなると思われます。
5. 市町村のイメージアップ
高齢者が活躍する地域は、外部からも「住みやすい」「健康的な暮らしができる」というポジティブなイメージを与えます。
このような地域は、移住希望者や観光客の注目を集めやすくなり、人口減少に歯止めをかける可能性もあります。
「頑張らない運動術」が地域を元気にする理由
高齢者が活躍する場を地域で提供することは、単なる健康促進にとどまらず、社会全体に活力を与えるものです。介護予防リーダーとして活動することで、多くの高齢者が地域に根ざした活動を通じて元気に暮らし続けるための支援が可能になります。
「頑張らない運動術」を学んでいただいた皆さんは、
楽しい！簡単！誰でもできる！効果がすぐに感じられる！
という特徴を、参加者に伝えていきます。
介護予防リーダーとして学んでいる本人もどんどん自信をつけて元気になっていくのです。
１０回コースで卒業！
１０回の授業を通して、地域の高齢者の皆さんに指導ができるようになります。
第5期の皆さんの成長も楽しみです。
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